4年前のことですが、自分が探していたように今まさにお困りの方もいると思ったので、よければ参考にしてください♪
初めに
ミルクしか飲むものがないのにミルク嫌い!
我が家の上の娘は、事情があり完全ミルクで育ちました。
事情というのは、先天性疾患である口蓋裂を持って生まれてきたためで、吸う力が弱く直接母乳が吸えませんでした。
また、いわゆる普通の哺乳瓶の乳首ではミルクを飲むことはできなかったので、ピジョンの口唇口蓋裂用の哺乳瓶を使って飲ませていました。
搾乳して母乳も飲ませてみようと試みるも、直接吸われなければ出るはずもなく・・・
ほぼミルクしか飲んだことがないという状況であることを前提でご覧ください。
口蓋裂についてはまた別記事を書きたいなと思います。
どうして拒否するのか。考察
ミルクしか飲むものがないのになぜ拒否するのか。
おそらく誰もが考えるであろう理由を下記に挙げてみました。
①ミルクの味が嫌い
②ミルクの温度が好みではない
③遊び飲み
④吸えない
⑤無理矢理飲まされて嫌になった
この辺りでしょうか。
①ミルクの味が嫌い
⇨当時E赤ちゃんを飲ませていました。クセのある味とのことなので、他の明治のほほえみ以外は全て試してみましたが、あまり効果なく。(ほほえみは糖質が高かったため飲ませませんでした)
②ミルクの温度が好みではない
⇨温度を上下させてみましたが効果なし
③遊び飲み
⇨テレビを切ったり、静かな場所で飲ませてみましたが効果なし
④吸えない
⇨専用の乳首以外にも様々な哺乳瓶の乳首を試してみました。カッターで穴を大きくしたりもしましたが逆に穴が大き過ぎてドバドバ出て飲みにくそうでした。ヌークのものが飲めるかもと聞いて試してみましたが、飲み始めはいいですが後半まで飲みきれず。あまり意味がなさそうでした。
⑤無理矢理飲まされて嫌になった
⇨おそらくこれが原因かも。口蓋裂の手術のため、1歳半で体重10キロを目指していました。でもミルク飲まないから無理矢理哺乳瓶を口に突っ込んで飲め飲め!とやっていたことは事実です。。。
さてどうやって飲んでもらうか。
解決法模索
困り果てた当時の自分は、役所で相談しました。
それがちょうど3、4ヶ月検診の少し前です。
初めに対応いただいた役所の職員さんには
「飲めなかった分を次回のミルクタイム前に飲ませましょう!」と言われました。
理想:ミルク200mlーーーーーーーー⇨ミルク200mlーーーーーーーー⇨ミルク200ml
現実:ミルク120mlーーーーーーーー⇨ミルク100mlーーーーーーーー⇨ミルク100ml
助言:ミルク120mlーー追80mlー⇨ミルク150mlーー追50mlー⇨ミルク100ml
助言通りやってみました。助言の理想はわかります、しかしミルクの回数が多くなったので余計に嫌がりました。もっと飲まなくなりました。
神様が現れた!素晴らしい解決法!
上記の方法では全然飲まなくなってしまい、3.4ヶ月検診前日も役所に泣きながら電話しました。
だってミルク飲まなかったら死んでしまうんじゃないかと心配で心配で・・・・・
役所の方には「大丈夫ですから明日検診に来た時にまたお話ししましょう」
と宥められ、ミルク飲まない大丈夫か・・・・・と不安で押しつぶされそうになりながら翌日の検診に向かいました。
検診は問題なかったので割愛しますが、終わりがけに別室で役所の助産師さん(以前の方とは別人)に対応いただきました。
寝ている娘を見て
「この状態で飲ませてみましょう!」
哺乳瓶を口に突っ込んでみると
ごくごくごく!!!飲むわ飲みわ飲むわ!!!!!
一気に200mlなくなりました。
びっくり仰天。
助産師さん曰く、「覚醒している時よりもふわふわしている時の方が集中して飲んでくれることが多いですよ!」と。
この日から、ミルクタイムの方法が変わりました。
①とにかく抱っこでも車に乗せてもなんでもいいからまず寝かせる
②寝たらその間にミルク用意して飲ませる
途中で何かイレギュラーがあって起きない限りはこれでうまく行きました。
外出した時はベビーカーで眠ったところを狙って、青空の下そーっと飲ませたこともあります。
チャイルドシートで寝ているところでそーっと飲ませたこともあります。
なので、解決法は「寝ながらミルク」です!!
最後に
上の子の思い出・・・ミルク飲まなくて大変だったな、たくさん泣いたな
ですが、鶴の一声「寝ながらミルク」で解決して、無事に手術も終え、早4歳になりました。
悩んでいる方たくさんいると思いますが、大丈夫ですよ!なんとかなります!
寝ながらミルクで全員が解決するとは思いませんが、これも一つの方法として取り入れていただければ幸いです。